七田谷まりうす　今日の一句: 6月 2014

「織姫や星に肉体ありとせば」

七夕の織女は秋の季題ですが。

平成15年作　七田谷まりうす

七田谷まりうすーその俳句歴（2014年3月現在）

昭和15年10月12日　東京に生まれる。本名　灘山龍輔（なだやまりゅうすけ）

昭和36年11月　東大ホトトギス会に入会、山口青邨の指導を仰ぐ。

昭和39年4月　大学卒業と同時に日銀へ入行。その後西ドイツ外国為替研修等のため休俳。

昭和50年代「秋」等を経て、平成2年「天為」創刊に参加（平成4年　第一期同人）。

平成8年　朝日カルチャーセンター（東京都新宿区）、読売・日本テレビ文化センター（杉並区荻窪）講師に就任。

平成12年　日本銀行を定年退職、同14年　常磐大学国際学部教授に就任（同20年　同大学を定年延長期間満了により退職）。

平成18年　妻典子が脳出血で急逝、同20年　俳人協会の理事・事務局長に就任（同25年退任）

平成20年　脳出血発症。硬膜下血腫も併症、現在リハビリ中。

≪結社≫
「天為」（同人）所属

≪自作≫
古書肆出て酒亭に入るや春隣
折鶴の折り方忘れ雪の暮

≪句集≫
「高秋」（平成元年）、「初秋」（平成10年）、「北面」（平成20年）、「通奏低音」（平成26年）、合同句集「塔」（第六～九集）

≪主なエッセイ≫
「虚子の風景」（「天為」連載）
「遠く重き流れに」（同上）
「文人たちの俳句」（「俳句朝日」連載）
「写生論のおと」（同上）
「水原秋櫻子の文芸上の眞」（「俳句文学館」所収）

七田谷まりうす　今日の一句

2014年6月9日

織女（しょくじょ）